皆さん、こんにちは(こんばんは)、「大」(@oooohanamaru)」です。
今回は、シグマのクラシックな広角レンズ「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」をご紹介します。このレンズはミノルタSRマウント対応ですが、マウントアダプターを使用すればNikonなどのカメラにも装着可能です。
焦点距離28mmの広角設計で、軽量・コンパクトなサイズが特徴です。風景撮影やスナップ撮影に適しているほか、最短撮影距離22cmという近接性能を活かして、クローズアップ撮影やテーブルフォトでも活躍します。汎用性の高さと持ち運びやすさが魅力の一本です。
開放F値はF2.8で標準的な明るさながら、フルサイズ対応としてはコストパフォーマンスが抜群。低光量下でも一定のシャッター速度が確保でき、日常使いに十分な性能を備えています。
ヴィンテージらしい味のある描写とシンプルな設計、さらに手頃な価格で入手できる点もポイント。初心者から上級者まで、多くのシーンで使いやすい便利なレンズです。
シグマのレンズは初めてだね。
そうなんだよ、サードパーティ製のレンズで、シグマのレンズを探していたら、見つけて買っちゃった。
22cmまで寄れるのは、使い勝手がいいよね。
注)オールドレンズを購入される場合、現行の新品レンズとは違い、生産が終わった中古しかないこと、個体差があること、状態の程度もそれぞれなので、当たり外れがあるかもしれませんので、自己責任でよろしくお願いします。
「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」は、ヤフオクなどのオークションサイトで比較的手頃な価格で出品されていることが多いレンズです。
ただし、細かいレンズの状態までは確認が難しい場合もありますので、購入の際は説明文や写真をしっかりチェックすることをおすすめします。
私は、オールドレンズにあまりお金をかけたくないので、レンズフィルターも安いものを選んでいます。
はじめに
最近までシグマのオールドレンズの存在を知らず、他のレンズメーカーばかりに注目していました。
しかし、現代のシグマのレンズが好きだったこともあり、今回たまたま見つけた「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」を試しに購入してみました。
拙いレビューですが、このレンズの魅力が伝わればいいなと思い記事を書いています。
他にも焦点距離「28mm」のレンズをレビューしていますので、良かったら読んでみてください。
使用するカメラ、マウントアダプター
今回は、フルサイズミラーレス「Z f」にマウントアダプターを使って、このレンズを試してみたいと思います。
Nikon Z f は、センサーサイズがフルサイズになりますので、「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」のレンズの焦点距離「28mm」のまま使用することができます。
Nikon Z fc の場合はセンサーサイズが、APS-C ですので、35mm版換算で、42mm相当の焦点距離で使用できます。
ちなみに、Zfcに装着するとこんな感じ。
どうでしょうか?案外、見た目にもしっくりきました。
軽いレンズですので、「Z fc」で使ってもその軽さが享受できると思います。
今回、紹介するレンズ
今回紹介するオールドレンズは、「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」になります。
現行のレンズを購入することを考えれば、その値段で、何本もオールドレンズが買えてしまうような値段ですが、しっかりとした作りで、軽くてコンパクトなレンズになります。
1980年代に発売されたレンズの様ですが、それでも、いまだに使えるなんて、さすが「MADE IN JAPAN」!
厳密に、レンズにカビやクモリがあるかどうか判断できませんが、フォーカスリングがやや重めで、絞りリングは回転もスムーズで、外観の見た目も綺麗でした。
この辺りは、金額とのトレードオフになりますね。
絞りリングはクリック感があります。
カメラに付けた際に、重さをあまり感じないくらいの軽快感がありました。
重量は「214g」ほどになります。
現行のコンパクトなレンズは軽いですが、それに負けないくらい軽くて、コンパクトです。
ちなみに「Nikon NIKKOR Z 40mm f/2」は、170g です。(マウントなどが樹脂製だったりします)、「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」は、185gです。
レンズキャップはあまり高価なものは買わないので、特にメーカーなど気にならない方は、この 52mm のキャップで十分だと思います。
仕様
「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」の仕様
型式 | ミノルタSR(MC/MDマウント) |
---|---|
焦点距離 | 28mm |
レンズ構成 | 6群7枚 |
対応撮像画面 | フルサイズ |
フォーカス | MF(マニュアルフォーカス) |
最短撮影距離 | 0.22m |
絞り羽根枚数 | 6枚 |
最大絞り | f/2.8 |
最小絞り | f/22 |
フィルターサイズ | 52mm |
寸法 | 約Φ64 x 48mm(実測) |
質量 | 214g(実測) |
販売年月 | 1980年代? |
販売時価格 |
「Nikon Z f」の仕様概要
レンズマウント | ニコン Z マウント |
有効画素数 | 2450万画素(総画素数2528万画素) |
センサーサイズ | フルサイズ/FXフォーマット |
ISO感度 | 100〜64000 |
高速連続撮影 | 約30コマ/秒(ハイスピードフレームキャプチャー+(C30)時の撮影速度で、JPEG [L]、NORMALに固定。推奨カードの使用時) |
約14コマ/秒(JPEGで高速連続撮影(拡張)時の最大撮影速度 | |
動画撮影 | 4K UHD 60p |
フルHD 1080/120p | |
寸法 | 約144 x 103 x 49mm |
質量 | 約710g |
その他の機能 | Wi-Fi内蔵(IEEE802.11b/g/n/a/ac) |
Bluetooth内蔵(Ver.5.0) | |
タッチパネル | |
バリアングル液晶 |
K&F Concept MD – NIK Z マウントアダプターの仕様
対応マウントレンズ | MINOLTA MDレンズ |
---|---|
対応マウントカメラ | Nikon Z カメラボディ |
サイズ | 約Φ68x34mm |
重量 | 137g |
材質 | 真鍮、アルミニウム合金 |
カラー | ブラック |
ミノルタについて
ミノルタは1928年に設立された日本の光学機器メーカーで、当初の名称は「日独写真機商店」でした。後に「千代田光学精工株式会社」となり、1962年に「ミノルタカメラ株式会社」に改名されました。同社は、カメラやレンズ、複写機、プリンターなど幅広い製品を製造し、特にカメラの分野で世界的に著名となりました。1958年には、「ミノルタオートコード」が登場し、自動露出計を内蔵した中判二眼レフカメラとして高い評価を受けました。また、1977年には世界初のカメラ内蔵式ピクチャープリント機能を持つ35mm一眼レフカメラ「XDシリーズ」を発表し、業界に革新をもたらしました。
1985年には、画期的なオートフォーカス一眼レフ「ミノルタα-7000」を発売し、カメラ技術の新たな基準を確立しました。このカメラは、世界初となるボディ内蔵型オートフォーカス機能を持ち、その後のデジタルカメラ時代にも受け継がれる技術基盤を作りました。2003年にはコニカ株式会社と合併して「コニカミノルタホールディングス株式会社」となり、さらに2006年にはカメラおよび写真フィルムの事業から撤退し、複写機やプリンター、医療機器などの分野に集中しました。
現在でも、ミノルタ製のカメラやレンズは中古市場で根強い人気を誇り、その高品質と信頼性で多くのカメラ愛好者から支持されています。カメラ市場からは撤退しましたが、その技術と設計哲学は、多くの現代のカメラメーカーにも影響を与え続けています。ミノルタの歴史は、日本の光学技術の発展に大きく寄与し、その名は今もなお語り継がれています。
詳しくは以下のサイトで、コニカミノルタの沿革について知ることができます。
シグマについて
SIGMA(シグマ)は、1961年に創業された日本の光学機器メーカーで、特に高品質なカメラレンズで知られています。
創業当初は交換レンズメーカーとしてスタートし、独自の設計思想と技術革新により、フィルムカメラ時代から現在のデジタル時代まで、多くの写真愛好家やプロフェッショナルに支持されてきました。
手頃な価格と高性能を両立させた製品を次々とリリースし、第三者製レンズメーカーとして独自の地位を確立しました。
特に1970年代から1980年代にかけては、標準レンズや望遠レンズ、ズームレンズを幅広く展開し、他社カメラメーカー向けの交換レンズ市場で存在感を発揮しました。
その後も、時代の変化に対応して、最新の光学技術を取り入れたレンズ開発を続けています。近年では、「Art」「Contemporary」「Sports」の3ラインを中心に、最高峰の描写性能を追求する姿勢でユーザーのニーズに応えています。
また、設計から製造までを自社工場(福島県会津若松市)で一貫して行う「Made in Japan」の品質もSIGMAの大きな特徴です。
SIGMAのレンズは、過去から現在に至るまで、写真表現の可能性を広げる存在として、多くの人々に愛用されています。
K&F Concept について
K&F Conceptは、写真および映像機器のアクセサリーを製造・販売する中国の企業です。2011年に設立され、本社は深セン市に所在します。比較的新しいブランドながら、高品質とコストパフォーマンスの高い製品を提供し、急速に市場での存在感を高めています。主な製品ラインアップにはカメラフィルター、三脚、レンズアダプター、カメラバッグなどがあります。
カメラフィルターでは、NDフィルター、CPLフィルター、UVフィルターなどがあり、高品質な光学ガラスと多層コーティング技術を用いることでクリアでシャープな画像表現を実現しています。三脚は軽量かつ頑丈で、カーボンファイバーやアルミニウムを使用し、持ち運びやすさと耐久性を兼ね備えています。レンズアダプターも精密な設計と製造が施され、高い装着精度と耐久性を誇ります。カメラバッグは機能性とデザイン性が両立し、プロフェッショナルな撮影現場でも活躍します。
K&F Conceptは品質管理に厳格なポリシーを持ち、製品の設計から製造、出荷までの全工程で高い基準を維持しています。また、顧客からのフィードバックを重視し、製品の改良や新商品の開発に反映しています。環境への配慮も取り入れており、エコフレンドリーな素材の使用や廃棄物のリサイクルなどに取り組んでいます。
その革新性とコストパフォーマンスの高さから、多くの写真および映像愛好者に支持されるブランドであり、今後もさらに成長が期待されます。
「K&F Concept 日本」サイトは以下のリンクからいけます。
使ってみた感想
まず感じたのは、カメラボディ(710g)+マウントアダプタ(137g)+レンズ(214g)で、ある程度ズッシリときます。
それにプラス、SmallRigのカメラグリップ(102g)になりました。
合計で「1163g」です。
最近は「Nikon Z fc」(445g)にコンパクトな中華製レンズをよく使っていたため、今回のレンズでは少し重量を感じる場面がありました。
ボディやレンズが重くなると、「グリップを付けたいけど、さらに重くなるのは困る」というジレンマが出てきますよね。
今回のレンズは軽量なので、全体的な重さの負担はあまり気になりませんでした。ただ、取り回しのしやすさを考えると、グリップを付ける選択肢もありだと思います。
お使いのカメラボディやマウントアダプタによっては、もっと軽くなる組み合わせもありますので、ご自身の撮影スタイルに合わせて工夫してみてください。
外観
装着した見た目はこんな感じです。
このレンズはカメラボディ側から「絞りリング」、「フォーカスリング」の順に並んでいます
絞りリングはクリック感があり、感触がいいです。
フォーカスリングはトルク感がちゃんとありましたが、若干重い感じでした。
やはり、Z f にはオールドレンズがよく似合いますね。Z f のオールドカメラ風デザインと、この時代のレンズの組み合わせは相性抜群だと思います。
ただ、細かく見ると、やはり現代的な要素も感じられますね。
レンズにフィルターやキャップを付けると、少し全体の長さが増えてしまいますが、これは仕方のないこと。
見た目や使い勝手に影響が出る場合もありますが、その分、大切なレンズを保護できるのでメリットも大きいです。
使っているカバン、ストラップ
最近、私は「HAKUBA カメラバッグ Chululu レニュー フラップショルダーバッグM オリーブ」を使っています。
とても軽いバッグで、この記事で紹介しているカメラ(Zf)にレンズを装着した状態で収納できます。
私はこの他に、一緒にiPad miniも収納しています。
カメラストラップは、ネックストラップや、ショルダーストラップ、ハンドストラップなど、使い分けたいので、アンカーリンクスをストラップに装着して、気軽に交換できるようにしています。
自宅に帰ったら、ストラップを外し、また外出時に好みのストラップをつけるというような運用をしています。
ちなみに、このハンドストラップは「ONA」というブランドの「The Kyoto」というものです。
Zf はバリアングル液晶になっており、液晶を開けた時にストラップがあると邪魔になることがあります。ハンドストラップなら、片側だけにストラップを取り付けるので、液晶の邪魔にならないところがいいですね。
試し撮り
Z f を購入した理由の一つは、昔懐かしいデザインに惹かれたノスタルジーがあったからです。
そのため、今回のレンズもカメラのイメージにピッタリ合っていて、とても満足しています。
撮影する被写体としては、愛犬のチワワ「そら君」が一番多いですね。それ以外にも、SNSにアップするテーブルフォトを撮る機会がよくあります。
このレンズの最短撮影距離は22cmと短く、ここまで寄って撮影することができます。このクローズアップ性能なら、花や小物なども綺麗に撮れるので、とても便利です。
私の机の上は煩雑で、生活感が出ていてすみません。
開放F2.8で撮っていますが、センターのピントはしっかりシャープな印象です。
愛犬を撮ってみた
初めてマニュアルフォーカス(MF)に挑戦する場合、ペットを撮影するのは最初はかなり難しく感じるかもしれません。
特に、室内のようなあまり明るくない環境で、走り回るペットを撮るとなると、シャッター速度を確保する必要があり、絞りは開放F2.8に設定しています。
最初は苦労しますが、練習を重ねるうちに、ピント合わせもだんだん速くなり、スムーズに撮影できるようになります。
そうなると、MF撮影自体が楽しい趣味に感じられるようになると思います。
今回は、ピントが外れてしまった写真が多くなってしまいました。
最近のミラーレスカメラにはマニュアルフォーカスでも「フォーカスピーキング」という機能があるため、ピントの位置を視覚的に確認できるのですが、細かい部分ではピントがどこに合っているのか分かりづらいこともあります。
それでも、ピーキングの中から「ガチピン」を探り当てる作業は、なかなか楽しいものです。
撮影した写真は、RAWデータを現像してJPEGに出力し、そのままブログやSNSにアップしています。
また、RAW現像をせず、JPEG撮って出しの写真をスマホに取り込んで、露出だけ簡単に調整してアップすることもあります。
どちらの方法も気軽に使えるので、便利に運用しています。
ガチピン写真が一枚もないのが残念ですが、ペット(チワワのそらちゃん)と、格闘しながら、徐々にスキルアップできればいいなと思っています。
この日は、あまり「そらちゃん」が寄ってきてくれなくて、部屋をウロウロしている写真がたくさん撮れました。
最短撮影距離 22cm は、かなり被写体に寄りますので、そらちゃん(チワワ)にも慣れが必要そうです。
ピントを外した(外れてしまった失敗)写真もいい味があるかな。
風景を撮ってみた
Z f とマニュアルレンズという組み合わせは、ノスタルジーな部分もありますが、楽しい体験になると思います。
いつもの田んぼ風景と、電車を撮影してみました。
焦点距離が28mmで、少し歪みがありますが、広い範囲を納められました。
風景は、絞り「F8」くらいで撮影しています。
フォーカスリングは無限遠にしてあると思います。
このポイントで写真を撮ると、なんとも絵にならない場所だなと思ってしまいます。そう言う場所でも、それなりにとれる様になるのでしょうか。
マニュアルでの操作に慣れてくると、オールドレンズを使っているという事を忘れてしまいます。
逆光でのゴーストやフレアも私の好みでした。
電車を撮ってみた
RAW現像でJPEGに変換しただけです。
撮った時に暗く写ってしまっても、それはそれで味になるかなと思っています。
この電車の写真は、絞りF8くらい、フォーカスを無限遠に合わせて撮っています。シャッター速度は1/1000秒。
この電車の写真は、なんとなくボヤけた写りになってしまいました。
もう少し練習が必要そうです。
カスタムピクチャーコントロール
Z f に搭載されているピクチャーコントロールは「SD スタンダード」で、撮ることが多いのですが、今回は、カスタムピクチャーコントロールも使ってみました。
こちらのサイトで、カスタムピクチャーコントロールをダウンロードできますので、お気に入りのピクチャーコントロールを探されるのもいいと思います。
私は「Xpro2」というFUJIFILM風のピクチャーコントロールが気に入っています。
少しコントラストが強い傾向があるのかもしれません。
SNS等では、あまり暗い写真は好まれないかもしれないので、少し明るく撮ればいい感じになるのではないでしょうか。
RAW現像することが前提であれば、撮影時は好みのピクチャーコントロールを使って、後で変更することもできます。
Nikon Z f の撮影モード「B&W」でモノクロ撮影もよくしています。
使ってみた感想のまとめ
「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」を使ってみた感想をお伝えします。このレンズは1980年代に製造されたもので、クラシカルなデザインと独特の描写力が今でも魅力的です。
特に、Nikon Zマウントの中華製マニュアルレンズよりも手頃な価格で手に入る点が嬉しいポイントです。重さは214gと非常に軽量でコンパクトなので、持ち運びやすく、日常のスナップ撮影にもピッタリです。
操作性も良好で、フォーカスリングは滑らかに動き、マニュアルフォーカスの楽しさを存分に味わえます。また、絞りリングにはクリック感があり、正確に設定できるのも便利です。
ただし、このレンズはミノルタSRマウント仕様で、絞りリングやフォーカスリングの回転方向が一般的なミノルタレンズとは逆になる点には注意が必要です。
アダプターを使えば、デジタルカメラにも簡単に装着可能で、特にNikon Zfとの組み合わせは抜群です。バランスが良く、デザイン的にもスタイリッシュにまとまるのが特徴です。
焦点距離は28mmで、風景やスナップ写真だけでなく、花や小さな被写体のクローズアップ撮影にも対応できる汎用性があります。開放F値がF2.8と特別明るいわけではありませんが、コストパフォーマンスを考えると十分実用的なレンズです。
もちろん、オールドレンズならではの弱点もあります。逆光には弱く、直射日光が入るとフレアやゴーストが出やすいです。しかし、これを個性と捉えて、独特な表現を楽しむこともできます。
撮影時にはアングルを工夫する必要がありますが、そうした手間もオールドレンズの醍醐味と言えるでしょう。
総じて、「SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8 MULTI-COATED」は、オールドレンズならではの味わいを堪能できる魅力的な一本です。
現代の高性能レンズでは得られない個性があり、写真撮影の新たな楽しさを発見させてくれます。オールドレンズが好きな方やクラシカルなデザインを求める方には、ぜひおすすめしたいレンズです。
良かった点、イマイチだった点
良かった点
- 価格がお手頃
- コンパクトで軽い、重量が214g
- 最短撮影距離 22cm と被写体に寄れる
- 意外とシャープに写ってくれる
- 絞りと、マニュアルフォーカス、ズーム(操作自体が楽しい体験になる)
- 懐かしいスタイルを楽しめる
イマイチだった点
- ミノルタ純正レンズの絞りリング、フォーカスリングとは、回転方向が逆。
おわりに
標準的な広角レンズとして、焦点距離28mmは少し慣れが必要な焦点距離でしたが、実際に使ってみると意外とすぐに馴染むことができました。
普段は50mmや35mmのレンズをよく使っていますが、この28mmも使えば使うほど馴染み、自然と撮影の幅が広がっていくのを感じます。
これからも練習を重ねて、さらに使いこなしていきたいと思います。
もし他のレンズを組み合わせるなら、28mmと50mmの2本を持ち歩いてスナップ撮影を楽しむのもおすすめです。
この28mmは超広角というほどではありませんが、風景写真を広々と撮るのに適した焦点距離です。
私の場合、Zfを選んだ理由のひとつはオールドレンズを使いたかったからです。
そのため、見た目の相性にもこだわりたく、このレンズを装着した時のデザイン性も気に入っています。
また、このレンズはZfc(APS-Cセンサー搭載)でも使用でき、42mm相当の画角として楽しめます。ZfとZfcの両方で使い回しがしやすいのも魅力です。
オールドレンズをこれから始めてみたい方にも、この28mmは扱いやすく、いろいろなシーンで活躍する1本だと思います。初心者の方も気軽に挑戦してみてください。
何度も記述しているけど、コンパクトで軽いは正義だね。
撮影時の取り回しもいいし、カバンの中での収まりがいいね。
レンズフィルターは 52mm を購入しました。
マウントアダプターは各マウント毎に販売されていますので、使うレンズとボディに合ったものを選んでください。
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
では、また。
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