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皆さん、こんにちは(こんばんは)、「大」(@oooohanamaru)」です。
へり落としが、どうしても思ったようにいかない。
少しは削れる。まったくできないわけではない。 けれど、先生のように“糸を引くような削りかす”が続くことはない。
いまだに、どこか納得できていない。
焦らず向き合うと決めているのに、結果が揃わないことが悔しい。
角度で変わる。でも安定しない
角度が合えば、刃が素直に入る瞬間もある。 ほんの少しだけ、気持ちよく進むときもある。
けれど、その状態は長く続かない。 数回動かすと急に引っかかり、削りかすは途切れる。
柔らかい革は、刃が入るというより表面を滑るような感触になる。 角を出したつもりでも、思った位置で削れない。
一方で、硬めの革のほうが比較的うまくいくことが多い。 繊維が締まっている分、刃が安定しやすいのかもしれない。
それでも、同じ結果を繰り返せない。 そこに、もどかしさが残る。
二本目を買っても、答えは出なかった

最初に使っていたのは、クラフト社のへりおとし No.1(0.8mm)。 初心者向けとして紹介されることの多いサイズだ。
思ったような切れ味に辿り着けず、二本目として購入したのが 協進エルのマスターへり落とし No.1(約0.8mm)。
最初は「切れる」と感じた。実際、買った直後は糸を引くような削りかすが出たこともあった。 刃が素直に入り、これならいけるかもしれないと思った。
けれど、その感覚は長く続かなかった。 何度か使っているうちに切れ味は落ち、また同じように滑る感触に戻ってしまった。
切れ味が落ちたと感じるときは、刃が革に食い込まず、角の上を押しているだけのような感触になる。削れているというより、押しながら滑っているだけという状態だ。
道具を変えても、劇的な変化はなかった。
ただ、どちらのへり落としが悪いということではないと思っている。初心者向けとされる道具であっても、使い手の角度や研ぎ次第で、良い状態を保てる可能性は十分にあるはずだ。
実際、協進エルのものは購入直後に糸を引く削りかすが出た。つまり、刃物そのものに力がないわけではない。
だからこそ、問題は道具そのものよりも、扱い方やメンテナンスの積み重ねにあるのかもしれないと感じている。
研ぎも試している
研ぎも何もしていないわけではない。
丸棒の上に耐水ペーパーを乗せ、刃を引くように滑らせる。
(この丸棒が太いというレビューをネットで見たことがある。)

さらに、革の角に青棒を塗り、そこに刃を当てて引く。

手順は守っているつもりだ。 力を入れすぎないように、角度を崩さないように。
それでも、研いだ直後でさえ劇的な変化は感じられない、と思っていた。
けれど、ペーパーの番手を見直し、丸棒から、縫い針に変更、ピカールを使い、最後に青棒を革の角に塗り込み仕上げる工程を加えたところ、刃の入り方が明らかに変わった。

以前のように滑るのではなく、革の角に素直に食い込む感触が戻ってきた。糸を引くような削りかすが、短いながらも続く場面が出てきた。
まだ完璧とは言えないが、「あの感触」に少し近づけた気がしている。
もしかすると、刃の先端がすでにダメージを受けていて、 いまの研ぎ方だけでは足りないのかもしれない。
それとも、やはり腕の問題なのか。
向き合い続けるということ
へり落としは、制作中にかなりの頻度で使う工程だ。
だからこそ、この状態のまま進めることがどうしても納得できない。
毎回どこかで引っかかり、そのたびに気持ちが止まる。 作業の流れを止めてしまう道具の状態を、そのままにしておきたくない。
もしかすると、へり落としに求めすぎているのかもしれない。
「糸を引く削りかす」が出ることを正解だと思い込み、それを基準にしてしまっているのかもしれない。
それでも、一度でもあの感触を知ってしまった以上、あの状態を基準にしてしまう。
刃の問題なのか、角度なのか、研ぎなのか。 あるいは革の繊維方向や水分量の影響もあるのかもしれない。 単純に「研げば直る」という話ではない可能性も感じている。
急がず、ひと工程ずつ確かめながら進めるしかない。
うまくいかない日があっても、雑にはしない。
いつか、あの“糸を引く削りかす”が自然に出る日が来るのかもしれない。
へり落としと長く付き合っていけば、きっとどこかで自然と良い具合のところに落ち着くのだろう。
そのときには、改めて道具としての記事を書くつもりだ。
いまはまだ、少し悔しい。
けれど、向き合い続ける。
大
OKADAi Leather Atelier
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