革しごと日記 16|黄色のドエリアでショルダーバッグを制作

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皆さん、こんにちは(こんばんは)、「大」(@oooohanamaru)」です。

革しごと日記は、レザークラフトを仕事でもあり、趣味でもある私が、日々の制作の様子や学んだことを綴るシリーズです。 梅雨時で雨の日も多いですが、合間の晴れ間など、少しずつお出かけが楽しい季節になってきましたね。今回は、春夏のコーディネートにパッと華を添えてくれるような、あざやかな黄色のショルダーバッグを作りました。選んだ革は、レザークラフト材料の専門店「ぱれっと」さんで購入した、姫路レザーの「ドエリア」です。

目次

なぜ黄色のドエリアを選んだのか

一言で言うと、お客様から「黄色」のご指定をいただいたからです。

ドエリアは、発色がとても美しく、しなやかでありながらも程よいハリがあるのが特徴 of の革です。経年変化も穏やかで、綺麗な色合いを長く楽しめるのが嬉しいところです。

普段の私は、ついついブラウンといった落ち着いた色を選びがちなのですが、今回は「持って歩くだけで少し気分が明るくなるようなバッグ」をお客様にお届けしたくて、思い切ってこの黄色を仕入れました。実際に革を広げてみると、ひまわりのような温かみのある黄色で、見ているだけで元気が湧いてくるようです。

明るい色合いの革で制作していると、不思議と自分の気持ちまで上がっていくのを感じます。

ベルトパーツは、ドエリアレースの2.0mmのものを使用しています。

ちなみに、同じ形のバッグをブラウンでも制作しています。こちらの革はドエリアではなく、同じく「ぱれっと」さんで取り扱いがある「アラバスタ」という革です。色が変わるだけで、ぐっと落ち着いた雰囲気に変わるのが面白いですよね。

丁寧に進める制作プロセス

このショルダーバッグは、長財布とスマートフォン、小さなポーチがすっきりと収まるサイズ感で作っています。実は、ブラウンのバッグは私の母が毎日愛用してくれています。

革しごとの中で、私が特に緊張しつつも好きなのが、革の裁断と手縫いの時間です。

ドエリアは、革包丁の刃がしっかり研がれていないと切り進めるのがしんどい、なかなか手強い革でした。刃を研ぎ直し、丁寧に切り出し終えたパーツを並べてみると、一気に形が見えてきてワクワクします。

縫製は、ボンド糸を使って一針一針丁寧に手縫いで進めていきます。黄色の革に対して、今回もベージュ糸を選びました。ステッチが程よいアクセントになって、優しい雰囲気に仕上がっていきます。

レザークラフトの仕上がりを左右するコバ(革の切り口)の処理にも時間をかけました。やすりをかけ、トコノールを塗ってウッドスリッカーできゅっと磨き上げる作業を何度も繰り返します。この地道な作業を重ねるほど、革が端から美しく整い、作品としての完成度がグッと高まります。

完成とこれからの楽しみ

数日かけて、ようやくショルダーバッグが完成しました。

シンプルなデザインにしたことで、ドエリアの綺麗な黄色が引き立つ仕上がりになりました。肩に掛けてみると、とても軽やかで、シンプルなシャツやデニムのスタイルによく映えます。

お客様の日常に、この黄色いバッグがそっと彩りを添えてくれますように。

それでは、今日も心地よい一日をお過ごしください。

大(OKADAi Leather Atelier)

この記事がお役に立ちましたら幸いです。

では、また。

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